「ラムネの湯」と言われるように、炭酸泉の特徴は沢山の気泡が出ています。
お湯につかると、肌に小さな気泡が密着するようにまとわりついてくる…本当に独特なお湯ですね。
この泡が発生する訳は、水の中に溶けていたガスが外に放出されるためです。つまり、飲み物のソーダと同じというわけです。
天然の炭酸泉は一般的に温度が低いため、熱めのお湯が好きな日本人にはあまり一般的ではありませんでした。
また、高温の温泉が多い日本ではとても少ないということも、なじみが薄かった理由のひとつと言えるでしょう。
けれど、日本でも兵庫県の有馬温泉など、昔から疲労回復に良いとその効果がうたわれてきた温泉もあるのです。
炭酸泉は冷覚が抑制されるために温度が低くても温かいと感じることが出来るという特徴があります。
通常は冷たいと感じてしまうような低い温度でも、心地よく温浴が可能となり、体に優しいお湯とも言われています。
様々な研究によって、ただのお湯よりも心拍数と呼吸数が減少するということも科学的に実証されてきました。
血圧の上昇が気になる方にとっても、血圧の上昇をおさえて体温を上げ、血行をよくすることができるお湯なのではないでしょうか。
人は通常のお湯に入浴することでもα波が出る、つまりリラックス効果が高いといわれています。
その入浴に加え、独特の泡は肌に心地よい刺激をあたえて血行をよくしたり、そのシュワシュワとした気泡が視覚的にも感覚的にも、よりリラックス効果を与えてくれるのです。
リラックスするということは、体内の免疫力を高める上でとても大切なことなのです。
また、疲労回復にもよいといわれています。
筋肉の疲労による疲れは乳酸の蓄積によりますが、炭酸泉浴には乳酸を排除する効果もあるそうです。
つまり、昔からいい伝えられてきた「疲れに良い」という効能は根拠があるものと考えられるようになってきました。
こういった疲労を回復するということから、最近ではプロスポーツ選手が取り入れたり、スポーツ施設が人工的にガズを生成する装置を設置することも多くなってきたのです。